- ちょうけん
- I
ちょうけん【寵眷】寵愛して特別に目をかけること。 寵遇。IIちょうけん【張萱】中国, 唐代中期の宮廷画家。 宮廷風俗や仕女などの美人画を描く。 宋の徽宗が模写した「搗練(トウレン)図巻」が伝わる。IIIちょうけん【張騫】(?-前114) 中国, 前漢の旅行家。 匈奴(キヨウド)挟撃のため武帝により大月氏国に派遣されたが, 途中匈奴に抑留されること十有余年, 目的は達せられなかったが, その見聞により西域経営への関心を誘発。 のちイリ盆地の烏孫(ウソン)との同盟のため再び西域に使した。IVちょうけん【朝憲】(1)国家を治める根本の法規。 国憲。(2)朝廷で定めたおきて。Vちょうけん【朝権】朝廷の権威・権力。VIちょうけん【朝見】臣下が参内して, 天子に拝謁すること。VIIちょうけん【澄憲】(1126-1203) 平安末・鎌倉前期の天台宗の僧。 藤原通憲の子。 京の安居院にあって, 唱導に努めた。VIIIちょうけん【町間・町見】和算用語。 遠近・高低の町・間・尺を測量すること。IXちょうけん【長剣】(1)長い剣。(2)時計の長針。⇔ 短剣Xちょうけん【長絹】(1)糊(ノリ)で張った仕上げの絹布。(2){(1)}で作った狩衣。 のちには白の紗・生絹などでも作り, 直垂(ヒタタレ)仕立てもできた。 もと下級官吏が着たが, 近世には公家・武家の元服前の男子が用いた。(3)能装束の一。 直垂に似た型の単衣(ヒトエ)で, 白・水色などの地に金糸で模様をおく。 公達や女舞の衣装。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.